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九州を後に

9月24日に、九州を後にしました。
フェリーの就航は夜8時、昼間の時間を使って北九州市の若松区を歩きました。

八幡西区の折尾駅から若松線に乗って出発。
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終点が若松駅です。
駅は海のすぐそばで、海なし県の群馬に暮らしている私には不思議な感じ。

若松の町には小さな路地や古い町並みがたくさん残っていました。
まずは路地裏探検。
大通りを渡ると今度は昔ながらの市場が、、、

しかし人でも少ないし、店を畳んだところもたくさんあります。

若松の港は昔の面影をしっかり保存したレトロなたたずまいでした。

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海岸付近の歩道は昔何度もいったポルトガルのリスボンの海岸を思い出させます。
ほんとによく似た感じです。



たっぷり歩きまわったあとで、ぽんぽん船という渡し船に乗って、対岸の戸畑区に渡りました。
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ぽんぽん船の船尾に立ってみると、スクリューの力つよい渦が印象的でした。
頭上には若戸大橋の影が覆いかぶさっています。

折尾のみなさん、Eさん、本当にどうもありがとう。
また再会を楽しみにしています!

次の日は大阪泉大津の港から、奈良県御所市に向かいます。
西の旅ではほとんど毎回ご厄介になっている、木村さんのお宅へ向かいました。

木村家には大きな蔵があり、そこを音楽会などで利用することができます。
今回も、木村さんと親しい方々をお招きして、ホームコンサートをさせていただきました。

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木村さんは若いときはボートの選手で、今でもがっちりした体つき。
二人いる息子さんもともにボート部で鍛えられたそうです。

御所はこの一年の間に3度目の訪問ですが、温かく迎えて下さって、心から感謝しています。
大変歴史の古い町で、なんと環壕集落として昔の姿を完全にとどめています。
歴史好きの私にはたまらない魅力ある町。
次の日の朝、中井さんという地元の歴史研究者に町の案内をしていただけました。
ありがとうございました。
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by toshimusikk | 2008-09-27 09:48 |

別府古楽祭

別府に滞在しています。

9月21日(日)に、第9回別府古楽祭が開催され、スタッフ兼出演者として参加しました。

実は別府古楽祭というのは昨年までの名前で、今年から「環豊後水道古楽祭」と改名されています。主催は古楽器(ビウエラなど)奏者で音楽学者の小川伊作さんです。
第9回というのは意味の深い数字ですね。

今年は東京から「コンセール・モロー」という合唱団が出演してくれました。
総勢16名、といってもメンバーの全員ではないそうです。
オルティスの器楽演奏も含めた約30分のステージは、合唱団を2つに分けて、離れた位置から向かい合ってのアンティフォナスタイルの演出など、工夫も面白く、みなさんに大好評でした。

この音楽祭で一年に一度だけおあいできる九州のリューティストのかた、リコーダーアンサンブルのみなさん、グレゴリオ聖歌のグループのみなさん、そして常連のお客さまと、今年も声を掛け合って再会を喜ぶことができました。

打ち上げはいつものジョイフルで始まり、地元スペシャルの餃子専門店「胡月」(餃子とビールしか出さない)、ジャズハウス「ファンク」と流れました。

「ファンク」では学生時代に繰り返し聞いていたアート・テイタム&ベン・ウェブスターの演奏をLPレコードで聞くことができ、過ぎ去った時間が蘇りました。

22日は一日OFF。今度は温泉を堪能する予定です。

さて、明日は今年のツアーでの楽しみの一つ、北九州市折尾でのコンサート。
「おんがくまんだら」をテーマに新しいつながりを見つけてきたいと思います!
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by toshimusikk | 2008-09-22 08:27 | 音楽

九州コンサート続き

18日の小倉でのコンサート、心配していた台風の影響もほとんどなく、無事に終了できました。

コンサート終了後は、会場「ギャラリー雛蔵」のすてきなオーナー、ひな子さんのおいしい手料理でお客さまと一緒になって盛り上がりました。

ビール、ワインの次に、イモ焼酎原酒『無法松』の思わぬおいしさにびっくり。
すっかり打ち解けたみなさんとのざっくばらんな会話もとっても楽しいひとときでした。

そう、新しいコンサート用の衣装も、ここでお披露目でした。

翌日19日は会場を大分県竹田市に移してコンサートをさせていただきました。
会場は九州きっての老舗和菓子屋さんの「但馬屋」さんが、新店舗2階に作った音楽ホール「アラヤザーレ」でした。
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この写真は但馬屋本店の入り口です。大変情緒のあるお店で、江戸時代から200年続く伝統を感じさせてくれます。
竹田という町は、岡城という古城のふもとに広が風情豊かな城下町でした。
滝廉太郎が暮らしていた町としても有名です。
ゆっくり過ごす時間さえあったら、岡城趾のすばらしい石垣の上で、滝廉太郎作の「荒城の月」を胡弓で演奏してみたくなりました。
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小倉も竹田も、また来年のコンサートでの再会を約束頂きました。

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但馬屋さんの喫茶室でいただいたお抹茶と季節のお菓子「はけいとう」

古き良き城下町の余韻が漂う、すばらしい一服でした。
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by toshimusikk | 2008-09-20 14:42 | 音楽

台風前夜?の小倉にて

金沢→神戸(船)→新門司、そして小倉に到着。

車にチェンバロをのせての長い旅ではなにより「安全運転」
移動の予定は事前にすっかり組んであるので、気持ちに余裕を持って走っていられるのですが、やはりこれだけ長距離となると、さすがに疲れます。

今日はやっと小倉について、23日にコンサートを企画して下さっている"I"さんのお宅にお邪魔しました。

ほんの短い間でしたが、"I"さん宅にチェンバロを運び込んで明日のコンサートのための練習をさせていただきました。鍵盤に触れるのは4日ぶり。

違和感はほとんどなくて、指はいつものように動いてくれます。

最近はこうして何日も弾くことがなくても、なんとか指のコントロールをキープしていることができます。
でも、何年か前は、こうはいきませんでした。
3日も鍵盤に触れていないと、、、
指が自分のものではないような感じになっていて、、、

今日の小倉は雨が降ったり止んだり。

台風が次第に近付いて、明日辺り九州南部を通過するような天気予報。
明日が九州でのコンサート初日なのですが、本当に心配です。

会場はここ小倉の「ギャラリー雛蔵」です。

暴風雨になるというわけではなさそうですが、
雨は大敵。

こればかりは悩んでいても仕方がない、、、

自分らしいコンサートをしたい思いはどんなお天気でもかわりません。

台風前夜
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by toshimusikk | 2008-09-18 01:01 |

塩谷オーケストラ「メサイア」公演終わりました。

もと、群馬大学の塩谷教授(83歳)率いる塩谷オーエストラのヘンデル「メサイア」の演奏会が今日ありました。

私はオルガンでお手伝い。

足でペダルを踏んでフイゴに空気を送る、昔ながらの様式のポジティーフオルガンでの演奏です。

塩谷先生、すごいなぁ! 
3時間弱にもおよぶ「メサイア」を今日一日でリハーサル、本公演とこなしてなお、体力に余裕ありなんです!

耳も衰えることなく、なおかつ、気力では自分よりも充実している感じ。

歌のソリストのみなさんも良かった。

もちろん、力の足らないことをあげたら切りがありません。
それはアマチュアでなく、プロであっても同じことです。

大事なのは、ヘンデルをどれだけ感じたか、メサイアという作品がどれだけ自分の心に響いたか、そして自分は自分以外の誰か、何かにその思いを伝えられたか、、、
ということだと思います。

私はこのメサイア公演を通じて、オーケストラのメンバー、合唱の方々、ソリストの歌手たち、そして指揮者の塩谷先生と楽しい交流が持てました。

この一瞬だけの演奏をみなさんと共有できたことのすばらしさ、
そして、本当に熱心に聴いて下さり、終演後何度も何度もカーテンコールの拍手を送って下さったお客さまに本当に共感と感謝の思いを強くしています。

明日から私は20日間におよぶ長い長いコンサートツアーに出るのですが、
今日は最高の勇気をいただきました。

皆様、ありがとうございました。

また、必ず一緒に音楽しましょうね!!!
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by toshimusikk | 2008-09-13 23:17 | 音楽

新譜CD「小さなチェンバロ」ご紹介 その2

さて、『wasabi』という新レーベルから発売される今回の私のソロCDですが、
その一番の特徴は、タイトルどおり「小さなチェンバロ」にあります。

演奏したのは、45鍵しかないイタリアン・チェンバロで、低音の最後のオクターブは、シャープキーを捨てたショートオクターブになっています。

ショートオクターブ???

って不思議な言葉だけどどんなの? と、お思いの方は、ここでは詳しく説明できませんが、最も低音の部分の鍵盤の並びが、ピアノに慣れてしまっている方にはかなりイレギュラーになっているものです。
普通のオクターブはド〜シの中に12の鍵盤がありそれぞれ半音の音程で並んでいますね。
それに対して、この楽器のショートオクターブというは、最低音のド〜シの音程の中に8つの鍵盤しかないのです。ピアノの当たり前のオクターブに比べると、4つも鍵盤が少ないのです。

実際にこのキーボードの不思議さ、面白さを知りたい方は、なんとか同じショートオクターブの楽器を探し出してご覧になって下さい。

もちろん私も本格的なリサイタル用のチェンバロ、つまり66鍵盤のフルスケール、ジャーマンダブルの楽器を持っています。
しかし、今回はあえて、45鍵の小さなイタリアン・チェンバロを使ってのCDを作ったのです。

そうすることのメリットは何だったのでしょう、、、
それは、この楽器の能力を100%、あるいはそれ以上の120%くらい使いきることができるという不思議な感覚です!
これってとても大きなチェンバロを弾いていたら味わえない感覚です。

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さて、今日はCD「小さなチェンバロ」に使用した楽器についてのお話、
いかがでしたか?

次回はまた、この楽器の限界と可能性、「イタリアン」と名付けられた楽器の持つ特色などについて、お伝えしたいと思います。
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by toshimusikk | 2008-09-13 01:33 | 音楽

ヘンデルのメサイアそして、秋のツアー

いろいろなことが重なって、一つずつご案内できないことが残念です、、、

まず、9月13日 ヘンデル「メサイア」コンサート
会場 ; 前橋市民文化会館大ホール
午後6時開演




このコンサートではオルガン担当です。

そして


恒例の9月の九州ツアー+関西ツアー についてお知らせいたします。

9月18日(木)19:00 開演
会場 ギャラリー雛蔵 北九州市小倉北区妙見町11ー10
http://hinakura.net/
料金 3500円 ドリンク、つまみ付き
要予約 093-941-7123 / 090-7984-6969

9月19日(金) 19:00 開演
会場 ムジーカ・ガレリア・アラヤサーラ 竹田市上本町
料金 2000円
Tel. 0974-63-4121

9月21日(日)環豊後水道音楽祭(別府) 13:00開演
会場 別府市中央公民会2F
入場無料

9月23日(火、祝)北九州市折尾、小さなコンサート
詳細未定

9月25日(木)奈良県御所市木村家お蔵コンサート
詳細未定、プライベートコンサートになります。

9月26日(金)滋賀県近江八幡市西勝酒造 ライブ
会場 サケデリック・スペース酒游館
料金 前売り&予約 2500円 当日3000円(ドリンク付き)
19:00 開演

9月27日(土)石山寺「月乃家山荘」コンサート
会場 石山寺「月乃家山荘」
問い合わせ 0775-37-1058 「月乃家山荘」まで

9月30日(火)大阪、京料理「すいしん」オープニングレセプション演奏

演奏旅行の間、ブログの更新もできるだけがんばります!
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by toshimusikk | 2008-09-11 23:26 | お知らせ

講習会も終わり、、、

講習会も終わり、、、

今日はあと数時間しかありません。

とっても疲れてしまいました。

移動していた楽器が全てもとの場所に戻ったわけではありませんが、
そんな片づけ作業は中止しましょう。
明日があるから、明日できる。

今日の残りの数時間、
友人のジャズの演奏を聴いて、
あの作家さんから送られてきたDMをながめたり、
お世話になったKさんに手紙を書いたり、、、

そう、スペインより一時帰国の画家Kさんの個展を見にいきましょう!
明後日あたり、軽井沢のスタジオまで。
案内の花の絵に、見とれています。

あと数時間、そんな風に過ごせたら、いい、、、な
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by toshimusikk | 2008-09-07 21:46 | 雑記

竹久夢二伊香保記念館にてコンサートします!

9月5、6、7日と開催される第1回伊香保温泉古楽講習会の関連イベント。
竹久夢二伊香保記念館にてコンサートを行います。

日時 9月6日(土) 開演 午後3時 約1時間
会場 竹久夢二伊香保記念館、黒船館(本館)ホール
入場無料(ただし、入館料は別途必要です)
出演 リュート、水戸茂雄  チェンバロ、渡辺敏晴

曲間での入退出は自由にできます。
館内のすばらしい展示品を自由に御覧になれます。
このホールは雰囲気もすばらしく、なにより音響がいいのです。
レトロに凝った素晴らしい建物は、バロック音楽には最高のロケーション!
ぜひ、行楽をかねておいで下さい!

たくさんの皆様のご来場、お待ち申し上げております。
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by toshimusikk | 2008-09-04 19:02 | お知らせ

Tokyo Collectionを見に

これまでファッションショーというものに全く無縁だったわけではありません。
身内のものがパリコレにスタッフで出かけたり、ミラノ、パリ、ニューヨーク、東京などのコレクションのバックヤードでお仕事したりしていたことはありました。

しかし、自分がそのファッションショーを見にいったのは、今日が初めてです。

さて、本当はそのショーを見にいけるとは思っていませんでした。
今日は、ぼくの大切な人、EDさんと上野で待ち合わせをしていたのです。
EDさんはわざわざ滞在先の調布から駆け付けてくれました。

お蕎麦が好きだというので、浅草の薮そばに案内し、浅草寺へお参り。
おみくじは「凶」と「大吉」

それから、ファッションショーの会場、原宿に向かいました。

ファッションショーというのは、意外に短時間に終わってしまいました。
たぶん、もっと東京コレクションにふさわしい見せ方というものがあるのではないかな、素人ですがそんなふうに感じました。

さいごに、EDさんと表参道のカフェでお茶をして、たっぷりお話しできました。

一日一日というのは、気付くとあっという間で、何色だったのかさえ分からないうちに過ぎてしまいます。

でも今日は、やっと作り出せた貴重な一日。
けっして重くはないけれど、大切で豊かな一日になりました。
いったい何色だったんだろ、、、?
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by toshimusikk | 2008-09-04 00:36 | アート