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新譜CD「小さなチェンバロ」ご紹介

本日は、私の新しいソロCD『小さなチェンバロ』のご紹介をさせていただきます。

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クラシック系のCDとしては珍しいジャケットと思います。
これは造形作家「松尾宇人」さんのデザイン、というか作品そのものなのです。
松尾さんとは舞踏家「岡佐和香」さんのコンサートに出かけて知り合いました。
そこで、舞台美術を担当されていたのです。ステージ背景に設置された人工の月。
それが光の具合で様々に質感を変化させます。
そこに現れた一つの月の姿に、私はぞくぞくしました。

今回、POSEIDON RECORDから、古楽系新レーベル『wasabi』の第一弾CDとして、私の「小さなチェンバロ」が発売されることになり、再び松尾宇人さんと出会いました。

このジャケットには、松尾さんが自ら漉いた和紙が張られています。その中には一つ、タンポポの種が漉き込まれています。

タイトルは「wind and land」

松尾さんが私の音楽に寄せて下さった言葉をご紹介します。

表紙に貼ってある和紙にはタンポポの種を漉き込みました。そして、紅茶で染めてあります。

タンポポの種は過去の花から未来の花へと風に乗って場と時を移動します。
お茶は帆船に乗って東の国から西の国へと至り、かの地で独自の文化を形作り花として根付きました。

渡辺敏晴さんの音楽と同じように、
東の国と西の国の幸福な出会いの記憶を未来へと風をあつめて送り出せたらと思いました。

渡辺さんは言います「バロックと元禄に同じ匂いを感じている」
どちらもアクの強い文化だと思うのですが、渡辺さんの手に掛かった音に触れると、
私は、まっさらなキャンバスに初めて筆を置く瞬間を思い出すのです。


さて、私の新しいCDはどんな音楽を録音したのか?
どんな楽器でどんな思いで演奏したのか?

次回以降でお話ししますね。
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by toshimusikk | 2008-08-31 11:04 | 音楽

八王子チャペル・コンサート

八王子在住のクラヴィコード、そのた小さな鍵盤楽器製作家の山野辺暁彦さんが主催する、チャペル・コンサート「オルガンの散歩」第18回のお手伝いにいってきました。

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チャペルはこんな感じです。

コンサートが始まるまでかなり時間があったので、近くの川の堤道を30分くらい散歩してみました。
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チャペルの中はこんな感じです。

当日は出演者がたくさん!
6時頃から始まって、9時半近くまでかかってしまいました。

毎度のことですが、お手伝いにでかけていくついで?に、3曲演奏しました。
この日はチェンバロを弾きました。

会場の外は夜に雷雨となって、雷鳴が堂内に響いたり、状況としては大変でしたが、そんな中、たくさんのお客さまがお見えになり、このコンサートがすっかり町に定着しているなと思いました。
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by toshimusikk | 2008-08-29 10:33 | 音楽

ディナー コンサート

本日は群馬県前橋市の中華料理店『胡弓』にて、ディナーコンサートをやらせていただきました。

また、待望の私のチェンバロ・ソロCD「小さなチェンバロ」の発売日でもありました。


CDをお求め頂いたお客様は、発売日の入ったサイン入りCDをゲット!

これからいろいろな会場で、この新しいCDを発売いたします。
みなさん楽しみにお待ち下さい。
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明日は八王子にて、山野辺暁彦さん主催のチャペルコンサートに出演してきます。
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by toshimusikk | 2008-08-27 23:52 | 音楽

アーリーミュージックの夏in前橋 vol.12

8月23日、今年が第12回目となる『アーリーミュージックの夏in前橋』を開催しました。

都留の音楽祭からもどって、慌ただしい準備でした。

今年の『アーリーミュージックの夏in前橋』は例年より一週間おそい日程ということもあり、アンサンブルの出演者がなく、5名のソリストによる演奏会となりました。
プログラムなど、少し詳しい情報は「コキリコ社」のホームページにアップしようと思いますので、興味のある方は後で覗いてみて下さい。

当日はあいにくの小雨模様で、準備不足の罰が当たったのでしょうか、、、

とはいえ、久々の群馬会館大広間で音を出すと、大理石の美しい部屋にリュートやチェンバロの音が美しく響いて、心は晴れ晴れとしてきます。

会場準備のため早朝から駆け付けて下さった桶川市のHさん、草加市のKさん、そして高崎市のK女史さん、たいへんありがとうございました。

演奏の方もみんな中身の充実した素晴らしいものでした。

今年のトリを勤めて下さったのは、埼玉県東松山市近郊でチェンバロ製作をされている横田誠三さんでした。

横田さんはバグパイプの演奏で参加です。
生バグパイプの演奏を聴くのは、ほとんどのお客さんが初めてで、楽器の説明も分かりやすく、曲目も面白くアレンジされていて、たのしいミニコンサートでした。

会場を訪れて下さったお客さまも、今回は顔ぶれが違って、新しい方が多く見受けられました。

小さな手作りの地域密着形音楽祭『アーリーミュージックの夏in前橋』ですが、これからも地域のみなさんや音楽家のみなさんの協力をいただきながら、無理せず、楽しく、をモットーに長く続けられたらいいなぁ、と、あらためて思いました。

みなさま、ありがとうございました!

そして、このブログをお読みになって、この年に一度の音楽祭に興味を持たれたみなさん、来年は出演者として、聴衆として、新しい参加者になって下さることを希望しております。
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by toshimusikk | 2008-08-24 08:23 | 音楽

音楽祭から戻ると秋でした。

昨夜、都留音楽祭から戻りました。
楽しい音楽祭でした。

私は昨年が初参加でしたが、今年は初日からずっと通しての参加でした。
アシスタントとしてお手伝いしたのは、有村先生の合唱クラスです。
10名程度の小クラスでしたが、普段はできないマドリガーレやアカペラの宗教曲を勉強できました。
 なにより、声だけを合わせてハーモニーを作るということが勉強になりました。
発声練習のときから声の響きとともに出現する倍音の響きを確かめたり、違った音程の声がぶつかりあってできる独特の響きをしっかり聴き取ったりするレッスンは、器楽だけをやっている者には新鮮でした。

真夏の音楽祭ということで、半袖半ズボンという出で立ち出かけると、意外や気温はさほど上がらず、雨の日などもあって涼しいというより少し肌寒く感じるほどでした。

行き帰りは車での移動でした。
今はガソリン価格が高いですね!
今回のように移動していると、そのガソリンの価格も、地域によってまるで違うことが分かります。
 山梨県大月市辺りではなんと1リットル186円のセルフスタンドがありました。
 富士吉田市では178円くらいのスタンドもあります。
 しかし、私のいる群馬、とくに普段給油しているスタンドは1リットル169円ほどです。群馬県ってなんでこんなにガソリンが安く買えるのでしょう???

有り難いことです。

 それから、つい最近乗り換えた車の燃費が、リッター15キロくらいはあることも分かり、ちょっとうれしくなりました。軽とはいへ、ワンボックスワゴン車でクーラーを効かせて走ってこの燃費は優れものです!やっぱりスバルはいいですよ。

 群馬に戻ればまた真夏の暑さか、、、と思いつつ一夜明ければ、今朝の空には筋を引いたような秋の雲。風もさらりと涼しく、例年よりもずっと早い秋の訪れを感じずにはいられません。去年のような暑い夏の繰り返しにならなくて良かったと思います。
 家の前の水田でも、稲が驚くほど背高く育って、流れる水の音がすがすがしい雰囲気を醸します。

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by toshimusikk | 2008-08-21 09:42 | 音楽

都留音楽祭に参加しています

16日より、都留音楽祭に参加しています。
会期中は友人で音楽祭実行委員の山口さんのお宅に居候です。
昨年はバイオリンクラスに入りましたが、今年は合唱クラスで音楽監督の有村先生のアシスタントです。

参加者は例年よりやや多いようです。
今日は天気が悪く雨が降りました。
気温も上がらず、夏なのに肌寒い感じでした。
明日もまだ天気の回復はなさそうです。

20日まで、こちらで過ごします。

こうやって、全国から多くの皆さんが集まってすぐに仲良く親しくなれるのは、音楽が人と人の壁を取り払ってくれるからなのでしょう。

さあ、群馬に戻っても、すぐに前橋の音楽祭、伊香保の古楽講習会と続きます。
どちらも何とか、無事に開催できるよう頑張ります。

応援よろしくお願い致します。
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by toshimusikk | 2008-08-17 22:56 | 音楽

「小さいなチェンバロ」(CD)発売のおしらせ

いよいよ、わたしのチェンバロソロのCD「小さなチェンバロ」(On A Little Italian Harpsichord) が発売されます。発売日は都留音楽祭初日の8月16日です。

この自分のブログにて発売予告をするのは訳があります。
実はこのCDは、POSEIDONというCDレーベルが新しく古楽のレーベル『wasabi』を立ち上げる記念すべき第一枚目の作品となりました。

さらに、wasabiレーベルでは、

この最初のプレスを記念して数量限定ではあるものの、ジャケットデザインを新進気鋭の造形作家「松尾宇人」の一点ものの作品で構成することで、規制概念をやぶるオリジナルアートワーク・ジャケット、まさにCDを包む作品として世に送り出すことにしたのです。

そうして出来上がったCDは、一枚一枚が個別の作品とも呼べるものです。私という演奏家一人のものではなくて、松尾宇人という作家、wasabiというレーベルの新しい創造意欲とがそれぞれ違ったベクトルの輝きを放ちつつ、絡まりあうように一つのものを誕生させた結果です。皆様が待ちに待った私の小さなイタリアンチェンバロによるライブにつながるCDを、このような贅沢なサポートの上で世に送り出せる幸せは、言葉には例えようがありません。

一点もののジャケットとも呼べるものになったため、初版プレスには版画という美術作品と同じ一枚ずつのエディションナンバーが入ります。

私が緊急にこのことでブログを更新しているのはこのナンバーが入るということを、私に注目して下さっている皆様にいち早くお知らせしたいためです。

ナンバーというのは予約によってある程度選べるのです。

私は初回の製作60/1000(3000?)のうち、まず1〜50を手にできるようです。若い数字、ゴロのいい数字を希望される方はその希望が叶うかもしれません。

ただし、私自身がアートワークの松尾宇人さんとこの仕事を通じて知り合った感想をいうと、番号に関係なく全てにおいて、ご自分の思いのきっちりと詰まった素晴らしい仕事をして下さる作家さんです。

最後に定価ですが、税込み2700円のようです。
もちろん、私のライブ会場でお買い上げ下さる皆様にはサイン付きはいうまでもありません。

今日は、まず、先行お知らせです。
気になる方には、ある程度若い番号順についてのご予約もいたします(必ずしもご希望に適えるとは申し上げられませんが)。


以上です。
どうぞ、ご期待下さい!
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by toshimusikk | 2008-08-14 02:41 | 音楽

病予後

東北や東京、名古屋と飛び回っている間に、風をひいてしまいました。
蔵王温泉に宿泊中に移されてしまったみたいだ。
喉が腫れて、高熱になって、苦しかった。

夏風邪は完治したわけではないけれど、

時間が過ぎてしまうのを黙って見ているわけにはいかない。
家仕事中心だったけど、今日は朝からよくやった。
熱で一度動かさないままに脱力してしまった指の筋肉は、
もはや自分のものではない感じ、
だいいち、太さがひとまわりは小さくなっている!
案の定楽器など弾けたわけではない。

昨日から少し弾きはじめてはいたが、
今日は3時間くらいは指の感覚を取り戻す練習を必要とした。

一日二日ただ、チェンバロを弾かないでいるのと
病気で弾けなくなったのとでは、指が受けているダメージは全然ちがう。
ただ弾かないでいたときは、ちょっと弾くだけで指の感じはすぐ戻るのだけど、今回のように病気だと、少しも指はもどってくれたりしない。

全く身体って、こまかいことに正直な存在だ、、、
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by toshimusikk | 2008-08-14 00:45 | 雑記

ダンス、舞踏家との出会い

昨日は都内のあるスタジオにポジティーフオルガンを運んできました。

そこは「ダンスカンパニー ノマド〜s」を主催する演出、振付家の池宮中夫さんの文京区千駄木のスタジオでした。

楽器を運び込んだ後、池宮さん、奥さんでダンサーでもある熊谷さんとお話しできました。特に、池宮さんとは限られた時間でしたが、じっくり話すことができ、多くの共感点を見つけることができました。なんだかとてもうれしくなりました。ダンスカンパニー ノマド〜sはこちらをクリックしてみて下さい。

もう一人、私のブログでもリンクしている星原 泉さんも演出、振付家、そしてダンサーです。彼女の舞台は2度見ましたが、パントマイム劇のようなダンスによる言葉のない演劇です。コメディー調で、笑ったり、泣いたり、いつも心に満足と元気を与えてくれます。

そして、今日は舞踏家、岡佐和香さんの試作の舞台を見にいきます。
彼女は舞踏といっても、かなりダンスのような心地よい動きを取り入れています。
岡佐和香さんのホームページはこちらです。

こうして、ダンサーや舞踏家の舞台を見ていつも強く感じることは、彼らは実は身体を使って音楽を奏でている、求めているのではないか、ということです。
ぼくが演奏しながら感じるものとおなじものが会場に満ちてくるのを感じるのですが、それは、人が共有している波のようなものです。水のように思い空気、生命の生まれ故郷の海のようなイメージになるのかもしれません。

ダンスや舞踏のイベントは、注意して探せば意外に身近にあると思います。
みなさんもぜひ、みなさん自身の目と肌で感じてみてはいかがですか?
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by toshimusikk | 2008-08-09 12:27 | アート

明日からみちのく旅行に出かけてきます。

8月に入って、本当にあつくなりました。
いつまた、40度!という気温がニュースから聞こえてくるか、
何だか時間の問題のような気がしませんか?

今住んでいるところは烏川という一級河川のすぐそばで、サイクリングロードを備えた堤防まで歩いて1、2分というところです。一日中川風が気持ち良く吹くので、クーラーなしで一夏過ごすこともできます。我慢すればですが、、、

さて、明日5日から7日まで二泊三日で山形の方に出かけてきます。

これは、両親の金婚式に当たる記念の今年、父が戦時中疎開していた山形の温海温泉をもう一度訪ねておきたいというので、家族みんなで出かけることになったのです。

二泊ということであまりいろいろ回るわけではありませんが、湯殿山と山寺を参詣する予定です。

東北は今年地震災害が多いですね。
私の住む群馬は災害は雷と豪雨くらい、
山は穏やかで、確かに自然への畏敬の念は薄らいでしまっています。

みちのくの姿の違う自然に接して、
日頃溜め込んだ邪気を払えればいいのですが、、、
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by toshimusikk | 2008-08-04 11:04 |