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コキリコ社の「こきりこ節」

昨日は、6月1日(日)に埼玉県秩父市で行うコンサートのためのリハーサルをしました。

リハーサルといっても、出演はたったの二人ですから、2時間程度の合わせです。

相方というのは秩父市在住のガンバ奏者で楽器製作もしている大滝眞さんです。

そうそう、ガンバ=ヴィオラ・ダ・ガンバという楽器ですが、このブログの右上の写真がその楽器の糸巻き部分(ヘッド)の写真です。
糸巻きが6つ見えていますが、大滝さんや私が普段使っているものは糸巻きが7つあります。つまり、7弦のガンバということです。
大きさや構え方はチェロを持つような感じです。ただ、楽器にはエンドピンという棒がなく、ひざの間にすっぽりおさめて安定させます。このように足(ガンバ)に乗せて弾くのでガンバと名付けられています。

秩父のコンサートは前半が私のイタリアン・チェンバロによる演奏です。
大滝さんのガンバが登場するのは後半。

まずはマラン・マレーの曲集第5巻から、「ロンドーとシャコンヌ」。
コキリコ社のレパートリーから「古いイギリスのダンス」
そして「こきりこ節」を演奏します。

この「こきりこ節」が最高のアレンジです!!
ぞくぞく っときて、しびれますよ!

実は私が普段のコンサートで弾き語りしている「こきりこ節」にコキリコ社ように作ったガンバのためのパートをあわせただけなのですが、合わせることでどちらも驚きの変身ぶりです。

さて、チェンバロ奏者として多くのコンサートに出演しているわけですが、自分ではクラシック畑のコンサートとはかなり違うことをしているなぁ、と思っています。
もちろん、本格的なバロック音楽も説得力のある演奏を心掛けていますが、もっと身近にあって楽しめる音楽、日本人として心に響く音楽を聴いていただけるように工夫しています。

それにしても、今度の「こきりこ節」はよかったなぁ!!!

興味のある方は、ぜひ秩父まで聴きにいらして下さいませ。
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by toshimusikk | 2008-05-29 10:38 | 音楽

秩父コンサート訂正です!

先日お知らせしました秩父のコンサート、開演時間が違っていました!
訂正して、改めてお知らせいたします。


来る6月1日(日)  午後時開演のコンサートを埼玉県秩父市で行います。

出演は私、渡辺敏晴のチェンバロを中心に、コキリコ社メンバー大滝眞(ガンバ)が共演、さらに胡弓による民謡なども披露します。

お近くにお住まいの方をはじめ、ハイキングや観光、秩父巡礼で秩父市にいらっしゃるみなさんも、ぜひお越し下さい。

会場 秩父市上町街角ギャラリー
チケット 2000円 当日会場にてお求め頂けます。
     学生1000円です。
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by toshimusikk | 2008-05-26 18:03 | お知らせ

葛城の古の神々

古代、大和王朝の前に、葛城王朝があったといわれています。

といっても、私の中学、高校の頃にはそんなことを学んだ記憶はありません。
しかし、たとえば大化の改新で倒された蘇我氏などは葛城王朝の末裔ということらしいのです。

さて、私はあまり歴史の話に詳しくないので、この辺で個人的な関心ごとに移ってしまいますね。

神霊、という言葉と、一言主の命の存在を最近知って、大変興味を持っていました。
そして、奈良県御所市がその神話のふるさとであることを今回の旅で初めて知りました。
昨年11月にこちらに演奏会をしに来たときから、どことなく魂を引っ張られるような不思議な感じのする町だなぁ、、、とは感じていましたが、、、

葛城王朝、一言主の命、高鴨神社、役の行者などなど、
みんな自分の心のどこかでつながったような気がします。

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葛城の里、一言主神社です。ここを訪ねることができたことは、忘れられぬ思い出です。

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役の行者、生誕の地「吉祥草寺」

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京都の上鴨、下鴨神社の本宮としての高鴨神社。鴨氏の氏神です。

神霊のふるさと、神話のふるさと、御所市は、かつての高天原だったともいわれています。
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私の今回の演奏旅行は、この後、源氏物語千年祭で賑わう石山寺、そして、名古屋へと続くのですが、御所市での神々との出会いが大きな感動でした。

音楽をしているからこそ出会える人々、その土地の歴史がありますね。
今回の演奏旅行で出会うことのできた多くの皆様、本当にありがとうございました。
きっとまた、どこかで演奏している私と出会うことがあると思います。
どうぞそれまでごきげんよう、
お元気でお過ごし下さい!

(完)
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by toshimusikk | 2008-05-25 23:45 |

吉野へ

御所市の木村さんご夫妻の案内で、一日吉野を回ることができました。

大型連休も過ぎた平日とあって、観光客の姿はまばらでした。
初めて訪れた吉野が、静かで緑深い景色だったことはうれしい限り!

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吉野神宮の鳥居
なんと北向き、
京の都を向いているのです。







吉野神宮は吉野に南朝を建て、京の都に帰ることなく崩御された後醍醐天皇をおまつりするところです。









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金峯山寺は、役の行者さんが開いたお寺、蔵王権現を信仰する修験道の聖地です。
「蔵王権現」を土地の木村さん夫妻は「だおうごんげん」というのだと教えてくれました。一般的には「ざおう・・・」と読んでしまいますよね。
国宝の蔵王堂は、圧倒される大きさの木造大伽藍です。

この蔵王権現さんの祭りでは、カエルの着ぐるみ姿の行者が飛び跳ねる不思議な伝統行事があるということで、木村さんはそのいわれをお坊様に尋ねていました。

次に訪ねたのは竹林院。
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吉野の山を借景にしたお庭が有名です。
行者修行に吉野を訪れる人々の宿坊でもあります。

そして最も山奥にある水分神社。
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社殿は国宝でありながらずいぶん荒れてしまった感じでした。
間もなく修復が始まるとのこと。
水分という字を「みまくり」と読みます。

最後に後醍醐天皇陵のある如意輪寺へ。
御陵の方は宮内庁による参道の階段修復工事が行われていて上がることができませんでした。しかし、、、
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このお寺は一歩足を踏み込んだときから、どことなくもの悲しい雰囲気が漂っていました。悲嘆のうちに亡くなった後醍醐天皇をはじめ、彼に使えた多くの武将たちの悲しい思いが染み付いているような、、、
安らかに!と祈りたくなるお寺さんでした。
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by toshimusikk | 2008-05-23 11:53 |

2度目の奈良県御所市

京都では3泊しました。

西陣に貴了館という和刺繍の工房、お教室があります。
そこでは、刺繍作家の長艸敏明ご夫妻が「雪月花の会」を主催され、音楽会や後援会を数多く開催されています。
わたしも、チェンバロの演奏を依頼されていました。

貴了館周辺の西陣というところは昔のままの細い道がほとんどで、車で移動すると、一方通行が多くてはじめての私にはちょっと走りにくかった。でも、町並みは美しい。

事前に送って頂いていた地図をたよりに、貴了館はすぐに見つかりました。

数多くの会を重ねている「雪月花の会」ですが、チェンバロの演奏は初めてということでした。
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和の雰囲気にこのイタリアンチェンバロはいつもよく似合います。
お寺の本堂などでも、妙にとけ込んでしまい違和感全くなし!

コンサートではチェンバロだけでなく、いつものように胡弓も演奏させていただきました。お客さまはどちらの楽器にも興味津々です。演奏終了後はみなさんがチェンバロや胡弓にチャレンジ、それから奥様とスタッフの方々が用意して下さった素晴らしいてづくり料理のテーブルを囲んでのつきない談話、楽しい一夜となりました。

翌日、、、

いよいよ奈良県御所市へ出発。

昨年の霜月祭でチェンバロコンサートをさせていただいた御縁がそもそもですが、なぜかわからないのですが、中世の環濠集落の面影を強く残すこの町には強くひかれるものがありました。

今回は演奏会場の大きなお蔵のある木村さんのお宅に泊めて頂いて、歴史散歩もさせていただくことになっています。
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こちらが私が泊めていただいた木村家の離れ座敷です。

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昨年も人気の木村家の猫の「ヒョン」ちゃんも元気に出迎えてくれました。






今夜のコンサートでは、昨年の霜月祭では役員や自宅の古民家に観光客を受け入れたり、古民具の展示をしていたために、私のチェンバロコンサートを聴けなかったみなさんを中心にお集まり頂きました。
なんと、自販機で有名なダイドードリンコの社長の奥様もいらっしゃいました。

そんなわけで、大変リラックスしたいい感じのコンサートになりました。
私といえば、少々天気が崩れはじめて寒かったため、和服に羽織という出で立ちにて演奏させていただきました。

さて、次回はいよいよ奈良のいにしえの歴史散歩です。
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by toshimusikk | 2008-05-22 15:15 |

再び京都へ

4月26、27日に京都、姫路を回る演奏旅行をしましたが、5月8日から再び京都での演奏に出かけました。

今度はいつものイタリアンチェンバロを車に積んで、胡弓や着物も持っての出発です。
予定では10日間という長旅です。

朝8時過ぎた頃、高崎を出発。ひたすら高速道路を走るだけなので、まあ、気楽な運転です。

上信越自動車道から長野道へ、そのまま中央高速、名神自動車道と走り継いでいきました。同じ経路を使うのはこれで3回目。

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長野道にはいってからまずひと休み。駐車場の向こうの空には雪をかぶった山々が見えているのですが、あいにく霞んだ空気のため写真には雰囲気しか写っていません。

給油も含めて途中で3回の休憩で余裕で、予定どおり午後4時過ぎに京都東インターチェンジに到着。ゆっくりしたペースで走ることが疲れないこつのようです。

まずは祇園を目指します。着いたその晩が最初の演奏です。
東大路通りが八坂神社に差し掛かったら左に折れて祇園の町中に入ります。
昨年11月に演奏に来た時は、八坂神社は御門の修復中でテントで囲われていましたが、今回は色鮮やかなその姿を見せてくれました。
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花見小路近くのこの日の会場は、和裁の専修学校を経営されている金井先生のスタッフの仕事場です。広い座敷があり、そこでこの晩男性のための着物と伝統文化講座「メンズきものクラブ」が開かれるのでした。わたしの胡弓でもいいということで、30分くらいの短い演奏をすることになっています。

駐車場に車を入れて、会場オープンまで時間があったので、気分転換がてら祇園の町並みを歩いて楽しみました。

「メンズきものクラブ」での演奏は午後8時くらいから。集まった男性陣はまず座敷にて着物に着替えます。初めての着物という人もいて、指導の先生がテキパキと着方のポイント、帯結びのこつなどを教えて回ります。
みんなが和服姿になった頃、本日は特別に女性のお客さまもやってきました。
風が気持ちいい晩でしたので、お庭に椅子を出して演奏することにしました。蚊取り線香を焚いて、行灯照明を点けました。暗くて演奏の姿はよく見えないのではという雰囲気でしたが、どこか現代を離れたいい雰囲気になりました。・・・残念ながらこのあたりから写真を撮れなくて、、、

さて、「メンズきものクラブ」の終了後は近くの老舗御茶屋の「桝梅」に総勢20名くらいであがりました。祇園最長老93歳の芸妓さんを筆頭に舞妓さん4人、芸妓さん3人ほどがお座敷を華やかにしてくれます。伝統のお座敷遊びを舞妓さんに教えていただきながら初体験。気が付けば深夜11時を回る頃、、、楽しい一晩でした。
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by toshimusikk | 2008-05-19 11:10 |

旅と演奏

今年の5月は演奏旅行。

2日に出発。
まずは草津温泉にて6日まで毎日演奏、相棒は盟友でリュート奏者の水戸茂雄さん。

そして今日7日は家に戻って明日からの次の演奏旅行の準備。
のべ1000キロ以上の旅、ずっと愛用のスバル「サンバー」で走る。
何たって軽自動車、故障がないように今日は十分に整備しました。

8日の晩から京都、奈良、名古屋地方にて5回はコンサート。
帰りは18日頃の予定です。

旅仕事だーい好き!
みなさんに演奏を聴いてもらって、一緒に歌ったりするのだーい好き。
おいしいものだいだいだーい好き。

太らないように気をつけねばね。
もうダイエットが必要なんだ。
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by toshimusikk | 2008-05-07 23:47 | お知らせ

新譜がとどきました!

せんじつ、ぼくのブログ友達のジャズピアニスト、上田道世さんのニューアルバム

『Song of Memories』

が届きました!

心優しいメロディーに上田さん独特の情緒豊かな和声がいかんなく発揮されていて、
ゆったりした気持ちで何度も繰り返して聴き入ってしまいました。
なかでも、3曲目の「My One and Only Love」は大学生の頃に巡り会ったぼくの最も好きなジャズナンバーの一つ!そんなこと、一度もお話ししたことないのに、上田さんの優しく包むようなピアノソロで演奏されていて、最高のプレゼントをいただいたような思いです。

「My One and Only Love」はベン・ウェブスターとアート・テイタムの演奏が最高とばかり思っていましたが、上田さんの歌うようなピアノには、ほろっとしてしまいました。

でもなぜか、彼女の公式ホームページにはまだこの新譜がアップされていません。
彼女の演奏を前回のアルバム同様、An TienさんとDavid Ledford(bass)さんが気持ち良くアシストしてくれています。いい仲間に恵まれていますね!

さて、今度はぜひ生で彼女のスイングを聴いてみたいものです。
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by toshimusikk | 2008-05-02 14:03 | 音楽