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伊勢崎、路地裏アートフェスタ

伊勢崎、路地裏アートフェスタに参加してきました。

今年から昭和の日と名前を変えた祝日。レトロな名前のこの日に、時代の進歩に逆らっているような路地裏でアートフェスティバル。
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お天気も日本晴れ!この小さな路地に40人近い作家さんが自慢の作品を持ち寄って、ちょっとしたフリーマーケット状態。木工、ガラス、陶芸、彫金、染色、織り、銀細工、などなど。。。

狭い路地で肩を摺り合わせるように行き違う人波。

当然あちこちで言葉の掛け合い、作家さんとの会話、この日のために昼間から店を開けてくれている飲み処、食事処に声をかけてお手洗いを借りに入ったり、この狭さだからこその人情が溢れている。

大勢のスタッフがテキパキと働いて、とても第一回のフェスタとは思えない切り回し。

そこの特設ステージにて胡弓を弾いてまいりました。

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久々に和装での演奏を楽しんできました。
なかなか気持ちいいものですね。青空の下、和服で胡弓を弾いて、つたない演奏なのに大勢のお客さまが感心しながら聴いてくれて、、、

打ち上げにも参加させて頂き、夜が更けるまで楽しいひとときを分けて頂きました。新しい出会いもたくさん頂いて、いい一日だったなぁ。。
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胡弓って中国の二胡と混同されていて残念なことです。でもこれが胡弓です! 中国には胡弓という楽器はありません。あれは二胡という楽器。
それにしても胡弓の音って、これ以上無いほど日本的な響きなのですよ。
胡弓は日本の大切な音楽文化。もっともっと多くの人に知ってもらいたいですね。。
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by toshimusikk | 2007-04-30 13:25 | 音楽

草津でチェンバロライブ決定です

ゴーデンウィーク間近!
今度群馬県草津温泉に新店舗をオープンさせた地球屋さんからの依頼で、急遽「チェンバロライブ」のイベントをやることになりました。5月3、4日の2日間です

地球屋さんは私も大好きなお店です。今までは榛東村だけの営業でしたが、そのファンは増えるばかり、、、ぜひここで働きたいという女性の方も結構いるようです。

草津のお店は大正ロマン、デモクラシーの時代のアンティークな雰囲気がとても意心地いい!
先日社長さんと下見をしましたが、演奏する場所は晴れなら野外、天気が悪ければ室内となりました。ところが、メインの野外会場がまだ完成していませ〜ン。間に合うのでしょうか。。

連休中はものすごい人手で、観光客でごった返すとか、、、
とはいえ、運良くこちらに来られる予定の方がいらっしゃいましたら、ぜひ覗いてみて下さい。お昼位から30分のステージを3回はやりますよ。

楽器の搬入や自分の移動のことが大問題。何しろ道路は渋滞だろうし、基本的に草津という温泉街は町の外にしか駐車場がなくて、ちょうどベニスのような感じです。
連休中、好転に恵まれることを期待してます。

そうそう、コキリコ社のCD、地球屋さんで取り扱って頂いております。興味のある方は、地球屋の店頭で手に取って見て下さい。お願いします。
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by toshimusikk | 2007-04-25 13:25 | 音楽

新しい衣装

先日のカフェコンサートでは、コンサートのための新しい衣装をお披露目しました。
ご夫人用の留袖の古着を二着ほどいて、大きめのベスト一枚に仕立ててもらいました。
形は洋服ですが、センスは「和」以外の何ものでもないですね。。


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足利市のうさぎ屋さんで仕立ててもらいましたが、生地を見立ててくれたのは店長の大竹さん。じつはぼくたちのカメラマン兼デザイナーです! 
仕立ての方は斉藤先生。
なかなか素敵な先生ですよ、特に、微妙に聞こえてくる栃木弁がとてもかわいらしい。

このベストを母に見せたのですが、「あたしも作りたい」と、感心していました。
値段もお手ごろでした。私もまた作ってもらいたいです。
コキリコ社みんなこういったお洒落な服で演奏したいですね。
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by toshimusikk | 2007-04-23 23:57 | アート

「風」のコンサート、やってきました

群馬県前橋市のアフリカンカフェ「風」のコンサートをやってきました。

感想、

楽しかったよ〜!

やっぱり小さい会場でのコンサート、いいですねぇ。
小さなイタリアンチェンバロを車に積んで、一人でひょいひょい担いで運びます。
会場でセッティング、調律の後、ちょちょっとリハーサル。
このリハーサルというのを、かなりみっちりやる方が多いですよね、、、
でもそれって、どうなんでしょう。。
私の場合は本番にエネルギーをたっぷり取っておきます。だから、リハーサルはごく軽〜く。
プログラムの1/4くらい弾いて指の調子を整えればOKです、というか、いつのまにかそんなスタイルになってきました。だから、時間や会場の都合でノーリハーサルのコンサートになってしまっても焦らなくなりました。

さて、「風」のコンサートでは前半はイギリスのルネサンス、バロック、民謡の音楽を演奏しました。これは最近出した我がバンド「コキリコ社」のレパートリーをチェンバロでかぶらせました。
後半は弾き語り中心に、
サリーガーデン、京都慕情、竹田の子守唄、こきりこ節を歌いました。

特に京都慕情はジャンルが違いすぎて、どうなるかと思いましたが、さほど悪くはなかったように思います。とはいえ、まだまだ工夫の必要もありますね。クラシックファン、古楽ファンの皆さんには「何してるの、この人?」みたいに受け取られるかもしれませんからね。

ただ、私としては、音楽には壁などないということをモットーとしておりますので、何でもありは決して悪いことではありません。これからも精進して取り組んで行こうと考えています。

幸い、楽しめたのは私だけでなく、お客さまもほとんどの皆さんが楽しんでくれていたようでした(と、自分の思い込みかも・・・)。

「風」のコンサートは今回が第3回でした。私はこの日が初めての出番ですが、でも、続いて行くといいですね。小さな会場のコンサートでは楽屋などありませんから、お客さまとの出会いもあって、ほんとうに得るものは無限大です。これが楽屋付きホールだとこうはいきません。演奏者がお客さんから隔離されていますからね。

「風」のマスターご夫妻、山口さん&山口さん、松本さんスタッフの皆さん、そしてお客さまのお一人お一人の皆さん、ありがとうございました。多謝!!
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by toshimusikk | 2007-04-22 10:37 | 音楽

ドレミって何なの?

そういえば、ドレミの由来って知ってますか?

普通は知りませんね。それでも、何の疑問もなく使っています。
ドレミが何なのかを知るのは、音楽理論の一番最初にちゃんとやっておく必要がありますね。

というのは、今日もある方から電話があったのですが、会社を定年退職してから大好きな音楽をきちんと勉強しようと、ピアノを習いはじめる。ところが音楽の勉強など何十年もやったことがない。そして、ただ弾けるようになりたいというのでなく、理解して弾けるようになりたいと思っている。その方が一番わからなくて嫌になってしまったのが、ピアノの先生から要求される楽譜の理解がどうしても身に付かないという苦しさだったのです。結局その方はピアノを断念し、現在はメロディーを楽しむだけの中国の二胡の教室に通っていますが、大変もの足らないという感想でした。

さて、大人になって初めてきちんと音楽を勉強したいという方はかなり増加傾向にあるようです。その割に、教える側は大人の場合の対応法があまりしっかいりしていないようです。

音楽理論とかソルフェージュとか、一般には正しく楽譜を読み解くための力をつけるためのものですが、どうもお勉強止まりというか、実際とうまく結びつかないというか、問題があるように思います。この辺は絶対に誰かが何とかしないと行けない時が来ると思います。
幸い現在、「音楽理論研究会」なるものが、私の先輩の小川伊作さんの提言で立ち上げられ、島岡譲先生が中心になってその空白部分を埋めて、音楽の実際と(書かれ読まれるもの)楽譜とのあまりに不明瞭な関係をもう少し良くしようという運動が始まっています。

ところで、ドレミですが、じつは意味があるんです。
これはヨーロッパキリスト教社会の音楽に使われる音名です。そして「聖ヨハネの讃歌」に由来する呼び名なのです。発案者はグイード・ダレッツォ。「ミクロロゴス」という音楽書を書いた中世の修道士です。
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ラテン語の讃歌の詩句の最初の音節とその音高との関係を見て下さい。(シの音はありませんけど、ドからラまではちゃんとわかりますね)
これがドレミの名付けの秘密です。そしてグイード・ダレッツォの発明です。素晴らしい知的財産ですね。現在世界中が彼の発明に頼って音楽をしているのです。
なぜ聖ヨハネの讃歌から名付けられたのでしょう。単純に各詩句の始まりの音が一つずつ高くなっていてちょうど良かったから、、、という偶然説が主流ですが、やっぱり何か背景があって欲しいように思っています。何となくロマンを感じますね。
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by toshimusikk | 2007-04-19 00:21 | 音楽

モダンとヒストリカル

バロック音楽などをやっていると、不思議と、モダンとヒストリカル(言い換えればピリオド)という言葉を対立させていませんか?

私の専門、チェンバロでは、確かにモダンチェンバロとヒストリカルチェンバロと呼ばれる楽器の間の構造の違いとか、音の違いなど大きくて、両者の隔たりが一目瞭然にわかります。

つまり、モダンチェンバロはあくまでも近現代の発明で、ピアニストがピアノのように弾ける楽器で、音は細く小さい。ただしペダルがたくさん付いていて、演奏中もペダル操作で音色を変えられる。重くて運ぶのが難しい。丈夫で頑丈な構造。

対してヒストリカルチェンバロは、昔の楽器をコピーしたり、研究して作るもの。小さめで軽く、豊かな音量があり、タッチによって微妙に音色が変化。ペダルは無し。持ち運びが意外に楽。

ヒストリカルをやっている人はモダンの悪いところばかり気になって見ているね。
その逆は案外そうではない、モダンの楽器を演奏する人は、ヒストリカルの楽器でバッハを演奏することに憧れに近い思いを抱いている。

同じバッハの曲を演奏する場合でも、モダンとヒストリカルでは全然違う音楽作りだな、と思うけど、両者が知らんぷりしてお互い関係したくない、という顔をしているのもどうかと、、、思います。
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by toshimusikk | 2007-04-18 01:31 | 音楽

足利、そして新田木崎

昨日から今日一日、泊まり掛けであれこれ用事を済ませてきた。

まずは栃木県足利市へ。

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この町は高校の3年間と1年の浪人期間、延べ4年を過ごした思い出ふかい町。
コンサート用の衣装が出来たとの連絡で、いつもよりはちょっと緊張して出かけた。
目的のうさぎ屋による前、近くの鑁阿寺(ばんなじ)に立ち寄った。
ここは足利氏の居館跡でもあるが、重文の建築物もあり、静かで美しいお寺さんだ。
足利氏といえば京都の金閣や銀閣が有名だが、彼等のルーツともいえるこのお寺にもどこか他の寺と違う独自の美的バランスがある。

さて、衣装はじつはまだすっかり完成していたわけではなかった。しかし、試着してみるとこれはかなりいい。ベストの方の派手な刺繍、これもインパクトがあって面白い。帰りがけにがらくたのような骨董の皿と盃を買って、実家にお泊まりに。


翌日は毎年コンサートをお願いしている新田木崎町の山崎酒造さんへ打ち合わせに。
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うち合わせはものの5分で終わり。それよりも店内におかれた見なれないラベルの酒が気になる。ラベルに日本語がない! 筆文字で「SIXTEEN YEARS OLD SAKE」とある。聞けばこの酒蔵が保存している現在最も古い酒なのだそうだ。当然数に限りがある。運がいいというのか、自分用に一本もとめることができた。

その後、車で高崎の我が家へ。
昼食を食べる間もなく、朝日新聞の稲田記者の取材を受けに待ち合わせのケーキ屋さんに歩いて出かける。家の前の桜の木がいよいよ花吹雪となって見事だった。c0095185_0304585.jpg
今年はいつもの年より桜を意識した春だった。名所といわれる桜も見た。しかし、こうして老木が一本はらはらと満開の花びらを散らす様は、言葉で形容できない気品に満ちていた。約束の時間に遅れそうなことも忘れて見入ってしまった。小一時間でもいい、花散らすこの木の真下で寝そべって過ごしてみたい。。やはり桜は今が一番美しいと思った。
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by toshimusikk | 2007-04-14 00:38 | 雑記

ノルウェーからの便り

Torleif、ぼくの友よ

何年も音信不通だった親友、Torleif Torgersen

オスロのヴァルキリエン・カフェで共に飲み
切ない恋を語り合い

ミュールダールの別荘で共に過ごし
ぼくにクロスカントリースキーを教え

庭になった林檎の実を共にもいで食べ
自転車にテントを積んで3日間も山の中を旅し

孤独に苦しむお互いを知りはっとして
もう他人同士で入られなくなった二人

昨日彼から10年ぶりの連絡が来た
彼はぼくの居場所を見つけてくれた

ノルウェーで有名なピアニストの彼が
少し前に初来日していたことを
ぼくは全く知らなかった

名古屋、東京と続いたコンサートで
彼はどこかの関係者から
ぼくの連絡先にたどり着いたのだ

Torleif      君の人生とぼくの人生は
やはり重なっている
互いに忘れることなどできない

よくも今まで
言葉もかけ合わずに
我慢できたものだね

Torleif 日本においで
ぼくもベルゲンに行くよ
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by toshimusikk | 2007-04-12 02:34 | 雑記

花見と宴

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ぼくの住む長屋(個別住宅だけど)を出るとすぐ左の家の庭の桜が満開だ。囲いも生け垣で、通る者の目を楽しませてくれる。
よく手入れされた庭には菜の花も植えられている。





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少し歩いて、この辺りの商店が並ぶメインストリートは花梨の木の並木道になっている。その花梨の花が今見頃だ。こんな小さな花から、秋になると大きな緑色したあの花梨の実がたわわになるのか。。。
花梨の木にしてみれば昼夜問わず働きづめなんだろうなぁ。。人間なら疲れて飽きて、そんな仕事は投げ出してしまうだろう。
前回の旅仕事で頂いた掛け軸を出してみた。あと数日で月のない夜を迎えるが、この書「座花酔月」を前に一杯。今年初めてで最後のぼくの花見酒。




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花は桜、、この季節はまさにそうだけど、、みんな桜の花のことばかり話題にするけれど、、

本当は桜の木の姿がいいではないか。

ごつごつの幹。若枝のくせに古竹のような艶の木肌。重力に逆らって横に張り出そうとする枝振り。

花こそ一時の遊び心、、、
でもそこに多くの人間が引き寄せられておかしなことをしたくなる。日常を忘れた宴を繰り広げる。
桜の思いどおり、全く人間はうまい具合に動いてくれる、、桜の花は遊びを誘う。。

さて、ぼくの花見は、花に座し、月に酔い、電気を消し、蝋燭とランプのともしびで静かに独酒。江南の糸竹楽でも聞きながら。。。
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by toshimusikk | 2007-04-11 01:13 | 雑記

カフェ・コンサートやります

群馬県前橋市は昨年まで住んでいた町。
群馬県の県庁所在地だが、郊外への複合大型店の進出とともに、古くからの中心部の商店街は見事にシャッター街と化していた。

数年前に市長が変わってから、ようやく活性化対策が功を奏して、元のような活況が読みがえることはないがなんとか現在の規模を維持している。大変な努力と苦心、そして不安があるのに違いない。

何ということか、この3月、郊外ではなく駅の近くの広い工場跡地に、ケヤキウォークという超大型複合店がオープンした。相当前に決まってしまったことなのだろうが、これは他の都市と比べてもかなり普通でないことのように思う。何というか、明治以来作り上げてきた前橋という町を自ら破壊すべく、ガン細胞を移植して回っているような感じだ。

私はただ反対しているわけではない。経済効果とか、都市再生とか、視点をしっかり持てば違った良さが見えてくるのかもしれない。とはいえ、町が破壊されているというのは、かなり肌で感じている実感だ。予定論とか、期待論とかでなく、町はその影を薄くしている。

そして、カフェのマスターの悩みもそこにある。客足が遠くなったという。
私にはよく分からないが、一杯400円の珈琲を商っているマスター達には相当逆風に感じていることだろう。

最近気に入って通っているアフリカンカフェ「風」

このつまらない町に風穴を空けて、、
嫌になる雰囲気を吹き飛ばす、、
小さなイタリアンチェンバロをメインに、

カフェコンサートやります
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by toshimusikk | 2007-04-07 23:34 | 音楽