小林多喜二「蟹工船」

今日は小林多喜二原作の「蟹工船」という映画の上映会に参加してきました。

「蟹工船」は4年くらい前に初めて読みました。ちょうどその頃、これまで手に取ったことのない小林多喜二の全集をすこしづつ図書館から借りてきて読み漁っていたのです。

たしか、小林多喜二を読みはじめる前は、井伏鱒二を読んでいました。なぜかこの二人が同じ糸でつながっているように思えたのは、井伏の「黒い雨」をようやく読むことができたからでしょうか。

実は「蟹工船」も「黒い雨」もずっと読むのが恐かったのです。

なぜだか分かりません。そんな恐怖心って、いったいどこからやってきたのでしょう、、、


どちらも主人公たちが人間性を否定されるような、重いテーマを持っています。

それで恐かったのかなぁ、、、

たぶん、
違うと思うんです。

おかしな言い方ですが、それらを読んでしまうと、ごく普通のありふれた日本人でいられなくなるような気がして、それで、こわかった、、、多分そうです。

日本人は昔から、知ることを、恐れて生きているのではありませんか?
ぼくもその一人として生きていたのでは、、、

知ること=罪

・・・・・

自分を知ることは、自分を伝えること
もし、自分の想いをしっかり伝えることができないような大人になってしまったら、
それは、自分を知らないまま齢だけ重ねてきてしまったことなのかもしれません。

でも、

知ること=罪

・・・・・

どうすれば本当に真実、日本人と呼べる自分を取り戻せるのかな、、、

それはきっと、ぼくがノルウェーに暮らしていた時に気付いたことと同じでは、、、
つまり、

本当の国際人(コスモポリタン)になることかもしれません。

・・・・・

ここ数日夜更かしが過ぎました。
お酒も量が増えました。
来週末はライブが続きます。
 
bon weekend!
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by toshimusikk | 2008-10-19 00:29 | アート
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