表札作り 1

わが家にはこの一年表札がなかった。

貸家とはいへ、全く同じ作りの家が6軒並んでいる。
これまでにも何回か、宅急便の配達の人が自宅の目の前から電話をかけてきて、わが家を確認することがあった。

そう、表札らしいものがないので、どこが誰の家だかわからないのです。

昨年の暮れ、不意に思い付いたオリジナルの表札のイメージ。

それは、陶器として焼いて作ったもの。つまり陶版。

いま私が住うこの家は、縁あってか馴染みの陶芸家、藤ちえさんの工房まで歩いて行ける距離。これは本当に偶然のことなんだけど、陶芸がぼくの人生の大きなきっかけであることは間違いなさそうだ。

というわけで、昨年の暮れ、
ちえさんに表札の製作をお願いした。

「デザインを決めてきてくださいな」

とのことだったが、家にいるとつい楽器を触ったり、本を読んだりで、
ちっとも表札のデザインが出来上がらない。

今日はそのことである相談をしにちえさんの工房に行ってきた。
相談というのは、工房で生徒さんを指導する時間にまぎれて、ここでデザインを考えさせて欲しいということ。

ところがいきなり製作が始まってしまった!

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粘土をこんなに平たくしてから、ちえさんは言った。
「じゃあ始めましょ」

ええっ!
それってつまり、自分で作れって言うこと?

あら、そうなのよ、当然じゃない。。。

うそ、、、

結局、基礎になる陶版まで自分で作ってしまった。
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これを数日寝かせて、次回は文字や図柄を色違いの粘土で象眼していく。

だってぇ、自分で作るものよ!

と、ちえさんは当然のこととして言い放った。

はい、、、よろしくお願いします、、、

作業の後でコーヒーを頂く。もちろんちえさんオリジナルのカップ。
実はそれが、ぼくがデザインして作ってもらったあるぐい飲みとそっくり?!
飛び出した目玉がついている、、、
お出眼のアンコウ(魚)が大きく口を開けているような、、、

さて、
来週の文字入れまで、
さよなら、、、!
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by toshimusikk | 2008-01-08 22:21 | アート
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