永遠の未熟

長年古楽を演奏していると、今の自分の立っている基礎が必ずしも普遍的でないことに気付かされてしまう。

ぼくのように、あまり他と交わることがない者はどうしても、井の中の蛙かもしれない。

でも時々そういうことを知るということは大切なこと!

自分の世界の音楽に閉じこもらずにいるための大切な勉強!

今日、これまでずっと一緒に演奏してきたリューティストの水戸茂雄さんが、来年度の日本古楽コンクールの審査員になったことを知った。
つい昨日電話で話したばかりなのに、教えてくれなかったな。。。
来年のぼくはガンバのコンサートもやりたいと考えている。
伴奏者はもちろん水戸茂雄さんを想定している。
お互いに忙しくなってしまって、最近は一緒に演奏する機会が少なくなってしまった。

どんなにキャリアを重ねても、やっぱり演奏家という存在は(他のジャンルの人たちもきっと)永遠に未熟なんだろうな。。。

一緒に演奏すると、お互いの違いやアラ、隙間がよくわかる。
そして、お互いが、お互いのために未熟であるんだとわかる。

だから、アンサンブルは時とともに成長していくんだろうな。
それでも一緒に合わせる時は未熟な関係。

未熟という殻を破るのは、
最後はお互いの信頼と、
この人とだから自由に遊べるという楽しさなんだと思う。

水戸さんとはそういう関係を何度も共有してきた嬉しい間柄。

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いま、ダンスとのコラボレーションに挑戦中。
挑戦だなんて、ちょっと大げさだけど、手探り状態だから。。。

この未熟さの向こう側を思いながら、
成長したいんだ。
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by toshimusikk | 2007-12-13 02:41 | 音楽
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