ヴィオラ・ダ・ガンバ

今日久々にヴィオラ・ダ・ガンバの練習をした。

最近はずっとチェンバロのコンサートが続いているのだが、この夏、チェンバロではなくてガンバのコンサートをしてみたいと思い始めている。 

というのも、先日親しい雪草楽器にて、スピネットを使った講習会をやったのだが、集まって下さった皆さんがぜひガンバも聴かせて欲しい、次はガンバでお願いしたい、そう望まれる声がいくつもあった。

みなさん、どこで私がチェンバロだけでなくヴィオラ・ダ・ガンバも演奏するということをお知りになったんだろう。

ともかく、ガンバがどんな楽器なのかはご存じのようだった。

前回のガンバコンサートは昨年10月だった。ちょうど九州ツアーが終わってすぐの頃、ツアーでは2週間に渡ってチェンバロを弾いていたのだから、その直後のガンバコンサートはちょっとした冒険だった。教会でのコンサートは素晴らしいできだったのだが、その後訪れた楽器のアクシデント。それ以来、自分の楽器が自分の音でなくなってしまったが、徐々に徐々に元に戻りつつある。本当に楽器は生き物だ。付き合っているうちにまた自分の音に戻ってきてくれた。

コキリコ社のCD製作の録音の時も、私のガンバはまったく別物のように扱いにくい楽器だった。なんとかなだめすかした演奏でCDは完成させたが、、、

さて、久しぶりにガンバを構えてたっぷり練習すると、もうほとんど以前の音に戻ってくれている。ますますヴィオラ・ダ・ガンバ コンサートをやりたくなってしまう。
この楽器に対して、また楽しくお付き合いできることがとても嬉しいから。

その楽器はベルギーのヴィーラント・クイケン先生の娘婿、ミッシュ(Mich de Brur)の作、ベルトランのコピー。

ガンバという弦楽器を弾けることは、ほんとに幸せなこと。
多くの方がガンバを趣味の楽器として手にとって欲しい。
ピアノを弾くことより、ずっと簡単で、ずっとヒューマンな楽器なんだ。。。
私にも一人生徒さんがいる。しばらく前にもう一人習い始めてくれた人がいたが、悲しいことに続けられなくなってしまった。

皆さんも、いかがですか?
本当に温かい、自分とともにあるような楽器ですよ。。。
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by toshimusikk | 2007-06-04 23:17 | 音楽
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