足利、そして新田木崎

昨日から今日一日、泊まり掛けであれこれ用事を済ませてきた。

まずは栃木県足利市へ。

c0095185_08350.jpg

この町は高校の3年間と1年の浪人期間、延べ4年を過ごした思い出ふかい町。
コンサート用の衣装が出来たとの連絡で、いつもよりはちょっと緊張して出かけた。
目的のうさぎ屋による前、近くの鑁阿寺(ばんなじ)に立ち寄った。
ここは足利氏の居館跡でもあるが、重文の建築物もあり、静かで美しいお寺さんだ。
足利氏といえば京都の金閣や銀閣が有名だが、彼等のルーツともいえるこのお寺にもどこか他の寺と違う独自の美的バランスがある。

さて、衣装はじつはまだすっかり完成していたわけではなかった。しかし、試着してみるとこれはかなりいい。ベストの方の派手な刺繍、これもインパクトがあって面白い。帰りがけにがらくたのような骨董の皿と盃を買って、実家にお泊まりに。


翌日は毎年コンサートをお願いしている新田木崎町の山崎酒造さんへ打ち合わせに。
c0095185_0223973.jpg


うち合わせはものの5分で終わり。それよりも店内におかれた見なれないラベルの酒が気になる。ラベルに日本語がない! 筆文字で「SIXTEEN YEARS OLD SAKE」とある。聞けばこの酒蔵が保存している現在最も古い酒なのだそうだ。当然数に限りがある。運がいいというのか、自分用に一本もとめることができた。

その後、車で高崎の我が家へ。
昼食を食べる間もなく、朝日新聞の稲田記者の取材を受けに待ち合わせのケーキ屋さんに歩いて出かける。家の前の桜の木がいよいよ花吹雪となって見事だった。c0095185_0304585.jpg
今年はいつもの年より桜を意識した春だった。名所といわれる桜も見た。しかし、こうして老木が一本はらはらと満開の花びらを散らす様は、言葉で形容できない気品に満ちていた。約束の時間に遅れそうなことも忘れて見入ってしまった。小一時間でもいい、花散らすこの木の真下で寝そべって過ごしてみたい。。やはり桜は今が一番美しいと思った。
[PR]
by toshimusikk | 2007-04-14 00:38 | 雑記
<< モダンとヒストリカル ノルウェーからの便り >>