クラヴィコード大好きに!

先日1月17日(水)のこと

群馬県前橋市に雰囲気のいい支店をオープンさせた雪草楽器店で、クラヴィコードの公開演奏をいたしました。

地元にも音楽関係者、ピアノの先生、生徒さん、その他趣味で音楽に関係している方がたくさんいるので、なんとか古楽器にも触れて頂く機会を増やしたいとこぼしていたら、うちでやりましょうよ、と話に乗ってくれたのでした。

チラシを作りましたが、たいして宣伝らしいこともせず、関係者(ほとんど雪草楽器の前橋支店長福田さん関係)の口コミで、雨模様のお天気でしたのに、なんと20名弱の参加者を得ました。すばらしい!! うれしい!! の一言です。

クラヴィコードという楽器は原理的には日本のお琴と似ています。
お琴というのは弦を胴から琴柱が突き上げて支えていますね。クラヴィコードも鍵盤の先に付いた小さな金属(タンジェント)が弦をしたから突き上げます。鍵盤を押すことで琴柱が弦を左右に分けるような状態を作り出すわけです。
実はこの時、タンジェントの右と左に分断された弦は衝撃で振動し、左右どちらからも音を発します。はじめから和音状態です。そのうち左側の振動を皮やフェルトで消してしまうと、右側だけの弦の音が聞こえてくるという仕組みです。
ですから、一本の弦の左側に消音装置をつけて下からタンジェントで突き上げるのですが、この突き上げる位置をいろいろに変えて、音の出る右側の弦の長さを長くすれば低い音が、短くすれば高い音が得られるということになります。同じ弦で複数の音高を得ることができるのです。そのように鍵盤で調整された状態を、フレッティッドと呼びます。
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この日私が演奏したクラヴィコードもフレッティッドのものでした。製作は八王子の山野辺暁彦さん。
音が小さいのが難点というのですが、なんでなんで、写真のような部屋なら十分に隅々にまで聞こえています。

とにかく参加者のみなさんはすごく真剣、話術の方で緊張は解きほぐして差し上げているのですが、初めて触れる音色と響きは新鮮な驚きで、集中してじっくり聞き入って下さったのです。

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話も交えての演奏はバッハのメヌエットで始まり、ヘンリー・パーセルのリッリブルレロ、ミヌエ、リガドン、シフォーチの別れ、ダングルベールのアルミーダのパッサカリア、再びバッハのパルティータno.6よりトッカータなどでした。次回はハイドンを弾いてほしいとのリクエストに、
ええ! 次回ですか!!  嬉しい悲鳴です。
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by toshimusikk | 2007-01-20 11:27 | 音楽
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