東京琴社絲竹班

10月5日、高崎の少林山達磨寺にて、東京琴社社主 坂田進一先生の琴(七弦琴)と東京琴社絲竹班の伴奏付き大施餓鬼がおこなわれました。 
  つまり、だるまさんを師とする有名なお寺で、中国音楽の伴奏をつけた大仏事が執り行われたのでした。
  その絲竹班に、私も呼ばれて参加してきました。
 
 中国音楽の楽譜というのは古くは漢字で書かれていたのですが、現在は数字譜に統一されています。
  数字譜というのはド、レ、ミ、のかわりに1、2、3、を当てていくわけです。するとシの音は7になります。つぎは再びドつまり1に戻るわけです。もちろん音の高さをあらわす音高記号やシャープ、フラット(ほとんど見ませんが)なども使います。
  久々に絲竹班に参加できて楽しく演奏できました。上手にとはいえないところが悲しいのですが、、、

  この日先生が琴の演奏に使ったのは、なんと約900年ほど前に作られたオリジナル楽器でした。c0095185_19124860.jpgわれわれ西洋古楽の世界ではほとんど考えられない古さですね。だいたい、その頃から姿形が変わらずにあるというだけでも、すごいことですが、当時の譜面を見て現代でも演奏できるのですから、東洋の古楽は西洋の古楽より遥かに先んじている感があります。

  古楽と自称して、楽器やマテリアル、演奏法にこだわって勉強している古楽器奏者は数多く生まれましたが、それは東洋音楽の世界では当たり前に行われていたことです。井の中の蛙にならずに、よく目や耳を開いて、閉ざされた道でなく末広がりの道を歩けるようになりたいですね。

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                    本番前、お酒を召した後に琴をつま弾き出した坂田先生
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by toshimusikk | 2006-10-07 19:24 | 音楽
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