最近の政治報道

ここしばらく、政治の報道の中心に「集団的自衛権行使容認」の与党協議があります。

話し合うということは当然必要でいいのです。

しかし、報道で語られる文脈の中から、そもそも「集団的自衛権」自体がこれまでの常識では憲法違反だとされていた、というニュアンスが全くなくなっています。

ニュースというのは毎日何度も繰り返し聞かされます。そこに今は「集団的自衛権行使容認」という言葉ばかりが並び、いつの間にか耳の奥に記憶させてしまって、これまでの憲法では非常識だったものがどこか常識的な言葉のように記憶されてしまうのです。

自分自身の内でもそんな変化が起こっているとわかります。

だからあえて、そうではないんだとここに記録しておきます。

「集団的自衛権」ほ戦後の日本の歩みの中では、明らかに非常識な概念で、憲法違反です。

阿部政権と自民党はその非常識だったという事実に蓋をして、国民の目を欺くようなやり方で、憲法違反の「集団的自衛権」が、一部の具体的行為の場合のみ許されるという、詭弁の論法の中に取り込もうとしています。
マスコミも、中立的報道者という顔を装いながら、現政権権力者の魂胆に組みしているようです。

「集団的自衛権」が個別の事案の場合に行使容認されるという考えは、別の例に例えれば、「泥棒はほんらいは悪であるが、幾つかの個別の場合にはその行為は善になる」という論理です。

現憲法では「集団的自衛権」は憲法違反です。一点の曇りなく明らかです。
「集団的自衛権」を論じるならば、まずは憲法改正が大条件だということです。

それを避けて、都合よくこの問題を押し通そうとする政府、自民党は、為政者としては本当に意気地なしの卑怯な考え方や行動を国民に押し付けていると、早く気づいてほしいものです。

そう、こんな政治家の姿や言葉に翻弄される社会で教育される子供たちにとって、教育的悪影響か心配です。
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by toshimusikk | 2014-06-10 06:26
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