京都市太䅈(うずまさ)広隆寺にて

広隆寺を初めて訪ねました。
国宝の木造阿弥陀如来半跏思惟像で大変有名な古刹です。
京都では一番古い仏教寺院だとも説明されていました。

時々雨が落ちる蒸し暑い日でした。
太䅈駅から狭い道を歩いて、東映の京都撮影所を通り越し、
バス通りに出で少し進むと大門が現れます。
境内は外の喧騒が嘘のような落ち着いた静かさで、歩いてきた疲れを忘れさせてくれます。

沢山の仏像を安置した奥の建物に入ると、まずは素晴しい姿の12神将に目を奪われました。
その中心にある薬師如来は厨子の中に封印されて見ることはできません。
有名な阿弥陀如来半跏思惟像は建物の中央の壁際に、他の阿弥陀如来さまと並んで安置されていました。その姿の美しさは、やはり仏さまでないとあり得ないものでした。

その阿弥陀如来さまとの真向かいに、ひときわ大きな傷ついた仏像がありました。
千手観音座像です。手は折れ、全身の木目がいたるところで削れてやせてしまっていますが、
その観音さまからは温かな優しい心が溢れ出しているように感じます。
作られた年も、1012年とはっきりわかっているそうです。
本当に千年前の仏さまだったのです。

広隆寺では、多くの仏像が千年もの長い年月の間、人の世の移り変わりを見続けてきたのです。ありがたさ、感謝の気持ちが自然に湧いてきます。
音楽を頼りに旅をすることの多い自分も、大きな勇気をいただきました。
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by toshimusikk | 2011-06-23 13:35 |
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