チェンバロ製作日記

相変わらずゆっくりと進んでいるチェンバロ製作の様子です。

鍵盤作りを始めて結構経ちます。

手順としては、キーボードベースを作り鍵盤のアクションの支点となるピンを打ち、鍵盤が正しく上下に動くための溝を切った板をベースの一番奥になる面に取り付け、はぎ合わせておいた大きな板から鍵盤を切り出し、ピンを差し込む穴を開け、エンドピンを打ち込み、最後に実際に指で弾くための表面の板をシャープキイ、ナチェラルキイと貼っていき、鍵盤手前側木口に飾り板を貼ってようやく形が出来上がりました。
 
ずいぶんと手間も時間もかかる作業でした。
チェンバロについてよく知っていたつもりでも、実際に自分で作ってみると、細かなところに驚くほどたくさんの行程があって、それらがすべて、響きのいい楽器、弾きやすい楽器へと繋がっていることがしっかりわかってきます。もっとも、この自作イタリアンチェンバロが実際にどんな音を響かせてくれるか、どんな味わいのタッチを感じさせてくれるかまだわかりませんが、、、

とにかく、苦労していますが楽しく作業しています。
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ちなみにナチュラルキイはタモという木の木目の複雑な部分を使ってみました。
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by toshimusikk | 2011-06-06 22:26 | 音楽
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