旧 神宮美林散策

岐阜県と長野県の境、元の加子母村の山奥に東濃営林署管理の木曽ヒノキ備林、「旧 神宮美林」があります。

25日(日)に年間に何回も公開されないこの備林に案内してもらいました。
岐阜県中津川市と加子母の建築組合いの主催する名古屋市民大学の講座の一つでした。

ゲートで三重に閉じられて守られている人が手を付けてはいけない自然林です。もちろん国有林。
その保護の徹底ぶりは江戸時代から続くもので、昔の留山制度の始まりもこの山であったようです。

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現代では20年に一度の伊勢神宮式年遷宮の為に例外的に大ひのきを切り出すだけといいます。
木の伐採法も昔ながらの方法で「三つ緒切り」といいます。
斧で木の三か所の小さな支点を残して、幹をすっかりくり抜いてしまう方法です。

今から4年前に伊勢神宮の次のご親睦がこの山から切り出されましたが、
その切り株を見学してきました。
見事な大きさのひのきでした。

全くの自然の状態でこれほどのひのきの大木が数えきれないほど育まれるというこの山は、
まさに木曽ひのきのふるさとで、その生命の雄大さと力強さを存分に眼のあたりにできました。
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めったに経験できない森のツアーに参加できて、本当に幸運でした。
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by toshimusikk | 2010-04-26 12:18 | 雑記
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