もういい加減、フランス旅行の日記には飽きてしまったよ。
でも、肝心のレンヌという町のこととか、市場でのぼくの大道演奏とか、不思議なセッションとか一番メインなことにたどりついていない。 でも今日の話題は、ぼくの家から街に出る時に渡る橋の上のこと。 「聖石橋」という名前は、川の中州に大きな岩があって、そこには鳥居も建てられているんだけど、その石にまつわる伝説から付けられた名前だそうだ。 ぼくはこの橋の上で歩いていたり、自転車に乗っている時に、これまで3度も大事な帽子を風にさらわれてしまった。風で頭から飛ばされた帽子はどれもみな、川面に落ちていって、それでさよなら。 しかし、ここは眺めがいい。 今日は谷川岳の方面と、浅間、草津の方に雪雲が出ていた。 明日あたり、浅間山は真っ白に雪化粧していることだろう。 橋の下を流れる川をのぞくと、この季節は産卵のために寄り添って泳ぐ、大きな野鯉の姿があちこちに見える。 この川、この橋が一つあるおかげで、ぼくのすむ家は街と違う田舎らしい静かで落ち着いた雰囲気を保っているんだ。 この岸とあの岸、 橋を渡るというのは、いつも少し心が騒ぐ。
by toshimusikk
| 2008-11-19 23:47
| 雑記
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