うたおう、あなたのため

昨夜、ふと思い出して
金庫代わりにしている小さなかごをあけてみた。
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しわくちゃの5千円札が一枚入っていた。

ちょっとおかしくなった。

これはあるイベントで、歩くのもやっとくらいに太ってしまった立派なひげの紳士が、
ぼくのCDを買ってくれた代金。

ちょうど風呂にも入ってしまったし、あとはお酒を飲んですごそう、、、
だからコートをはおって家を出た、夜10時。

公園のそばのその居酒屋は、平日しか店をあけていない。

高崎に越してきて、ようやく一人で飲みにいこうと思う初めての店。

短い時間だったけど、また新たな出会いもあり、楽しいひととき。

閉店の11時を過ぎてしまって、新しい知り合いと店先でお別れ。

ゆっくり歩く帰り道、
新しくなった聖石橋の緑の欄干に両肘をついて、
うたをうたう。
 
「あかりを消して、部屋に月を呼び、
 うたをうたおう、あなたのため」

ぼくの大切な人がついこのあいだ送ってくれたCDのなかに入っていたうた。
題名は知らない。

静かに流れる夜の川面に、町の小さな街灯の明かりが映って、
遠い星のようにきらめいて見えている。

「あかりを消して、部屋に闇を呼び、
 うたをうたおう、あなたのため
 どんなに遠くはなれていようと、
 人はかならず、出会ってゆく」

やっとぼくのもとにあらわれた
愛せる人、
少し年のはなれたあの人を思って、
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by toshimusikk | 2008-10-29 10:00 | 雑記
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