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昨日1月19日は岐阜県美濃加茂市の中山道会館での「小さなチェンバロ」新春コンサートでした。
数日前にグスタフ・レオンハルト氏が亡くなるというニュースが世界中を駆け巡りました。 日本からも何人もの人がオランダへ向かったことでしょう。 古楽という比較的新しい音楽ジャンルの確固とした世代が幕を引こうとしています。 私が古楽、チェンバロという道を歩みだしたのも、レオンハルト氏の演奏に触れたからでした。 鎌倉でのコンサートでもきっと、氏の追悼の曲を演奏したいと思います。 今年が4年目となる東の古都、鎌倉での新春コンサートは以下の通りに開催いたします。 日時 1月29日(日) 場所 ギャラリー&カフェ「ジャックと豆の木」 ホームページはこちら 時間 開演14時(午後2時) 開場13時(午後1時) 終演予定16時(午後4時) 料金 大人2000円 中学生以下1000円 当日受付でお支払いください。 主催 アトリエ玉手箱 当日会場にて手作りのペンダントオカリナ、私のCDなど販売いたします。 毎回どんなトーク、どんな音楽が飛び出すか楽しみなチェンバロコンサートです。 今年は特に演奏者自身の手作りチェンバロによる演奏です。チェンバロ作りにまつわる裏話なども乞うご期待。みなさまのご来場をお待ち申し上げます。 グスタフ・レオンハルト氏が帰らぬ人となりました。
いつかこういう日がくるとわかっていましたが、残念です。 氏のご冥福をお祈りいたします。 チェンバロ作り今年最初の作業は、道具作り。
ここ数日の間、木製Fクランプと木製ハタガネ作りに取り組んでいました。 トリマー作業などあり、騒音と木屑の心配な作業は厚着をして外でやりました。 そのせいでしょうか、昨夜から喉が変、咳も出ます。 今朝医者に行ったところ、風邪関係こ薬を4種類も出されました。 この二三日で治るよう頑張ります。 最近自分のPCの動作が悪く、iphoneからアップしているので、写真を載せられません。 facebookの方に載せてみます。 加子母は各地区にそれぞれの氏神を奉っています。
その祭礼には各地区の若連がお囃子を担当します。 特徴的なのはどの地区にも独特の獅子舞が一緒に奉納されるということです。 若連のみなさんが演奏する音楽は、いわば獅子舞のための音楽です。 昨年秋の頃より、私の住む上区と呼ばれる地区の若連からのお誘いを受けていました。 上区に伝わる伝統的な笛の旋律が五つほどあり、それに太鼓の伴奏が付いています。 この正月二日に若連のみなさんの集まりに呼ばれ、再びお誘いを受けました。 旅仕事をしている自分としては本当にお役に立てるのか不安でしたが、義理もあり、お誘いを受けることにしました。 その後、年寄りの一人が私用の笛を届けてくれました。 今年の祭礼から練習を始め、九月の水無神社の大祭で神楽を担当します。 毎年言っていた九州ツアーも今年は日程を大きくずらして、十月にしなければなりません。 それにしても私の加子母生活は始まってまだ二年に足りません。 すっかり地域のメンバーとして認めて下さっているようでうれしいのですが、責任やしがらみも増えてきます。 でも、こういうことで先祖代々加子母に暮らすみなさんとのつながりが太くなっていくにつれ、自分も加子母人の仲間入りができているようでうれしいことです。
元日のランチパーティーに来てくれた友人が、冷凍の鶏肉をひとかたまり手土産に持って来てくれました。ぱっと見て、ホワイトトレーの中の肉は一羽分そっくり入っている様子です。
友人は、「ひねどりだけど」といって渡してくれたのですが、その言葉を軽く聞き流してしまい、忘れていました。 おとといカレーを作りました。 チキンカレーのつもりが、ひねどりカレーになりました。 鶏肉とひねどり肉がこうも違うものとは! 思い返すと、子どもの頃から食べ慣れている鶏肉は肉屋で売られているもので、どの店頭にも「ひねどり」という表示を見かけたことなどありません。 ひねどり、初めて口にしたのです。 ひねどりって何でしょう? それは年をとった鳥という意味で、老いて卵を産まなくなっためんどりか、老いて活発さの消えたおんどりのことなのでしょう。その肉は硬くて、臭いが強く、食べにくいものでした。 硬いひねどりの肉をしつこく噛んでいるうちに、不思議にも生前のこの鳥の面影がふっと目の前に現れた気がしました。それは赤くて立派なトサカに太く長い脚を持ったおんどりの姿でした。 何となく愛着さへ湧いてきます。 次々とひねどり肉を噛んでいるうちに、ふと「オスカー」と名付けてやることにしました。 オスカーはこのカレーの鍋に入るまで、いったい全体どんな暮らしをしたニワトリだったのだろう… 精悍で力強かったオスカーの姿がゆっくりと脳裏に描かれます。 そうやってしみじみとひねどりを噛み続けました。 2012年がスタートしました。
みなさま、明けましておめでとうございます。 暮れは群馬で餅つき、大晦日に加子母に戻りました。 片道320キロ、慣れていてもさすがに疲れました。 うちにはテレビを置いていません。 大晦日はDVDで映画鑑賞、そのまま除夜の鐘も聞かず寝てしまいました。 元旦は氏神様にお参りして、お昼からはご近所の仲良しさんを呼んで、ささやかな新年会。 5人で飛騨牛1キロ食べました!美味しかった! 暮れに書き始めた年賀状、まだ書き終えていません。 明日2日はしっかり書いて投函しようと思います。 今年はたくさんのコンサートをして、旅をしたい。 もっとチェンバロ作りを続けたい。 マイペースを崩さずに活動を続けたいと思います。 アトリエ玉手箱 本間希代子 2012年カレンダー 好評発売中です。
本間希代子の心温まる水彩画が一年間楽しめます。 ご注文はこちらのホームページからどうぞ!アトリエ玉手箱 私のブログの新しい記事は前のページにあります。 ![]() ![]() 東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞した「キツツキと雨」です。 この映画の撮影の舞台はここ「加子母」です! なんだかうれしい。 加子母(かしも)は村全体の94%が山林です。 伊勢神宮、江戸城、名古屋城など名だたる大木造建造物にこの村から立派な天然檜を出してきました。 今は平成の大合併で中津川市の最北端の地域となっています。。。 近代的な産業はありません。 昔ながらの林業、製材業、建築(大工)業などが続いている山村です。 年金暮らしの年寄りも多く、長寿です。 若い人は、20代ではぐっと減りますが、30代、40代でまた村に戻ってきます。 過疎ではありません。 ここには学校は中学までしかなく、高校から1時間のバス通学か学校の近くに下宿するほかありません。 多くの若者が20代で村を離れ、大きな町で勉強して、働いてまた戻ってきます。 ここには一攫千金の夢や、野心を満たしてくれる出世の道はありません。 でも、豊かな人の暮らしが昔のままに続いています。 「キツツキと雨」 どんな映画なのか早く見てみたい。 みなさんもよろしければこの映画を堪能しそして、そして加子母の豊かさをかいま見てほしいと思います。
群馬県館林の弟の主宰する渡辺音楽院では、昨年より「音楽の花束」と題して、これまでに延べ5回の講座を開設してきました。
「音楽の花束」というのは17世紀の作曲家ジロラモ・フレスコバルディの出版したマドリガーレ集から名前を取っています。 講座の中身といいいますと、一口に言えば音楽史なのですが、学校、音楽大学で教えられている音楽史とは違う切り口でお話しています。(講師は私です) どんな音楽史かというと、なぜそうなったのか、この音楽の変化の流れはなぜ始まったのか、、、等、「なぜ、WHY」に重きを置いた音楽史講座です。音楽という狭い世界で歴史的変化を考えるのでなく、時代の流れ世界の広がりに音楽を曝け出してとくと考えてみる、そんなお話ができるように工夫してみました。 さて、最終回第6回は当初今年の4月にやるはずでしたが、直前の大震災で会場施設が壊れたり、イベント自粛ムードが強かったりで長く延期されてきました。ようやく年内に終了できることとなり、ほっとしています。 内容は「市民の芸術」と題して、ヨーロッパ啓蒙思想以降ロシア革命前夜まで、ロマン派の流れを軸に、音楽家が直面した問題やアジア、アメリカなどでの芸術運動の変化について、どなたにもわかるような話題を中心に、録音音源や私と弟の生演奏も混じえて展開する予定です。 日時 12月19日(月) 午前の部 10:00 午後の部 19:00スタート 会場 館林芸術ホール研修室 会費 2000円 茶菓子付 お問い合せ、0276-77-0087 渡辺音楽院まで
きちんと手間をかけること、
どんなことに対しても、それはとても大切な時間です。 例えば、珈琲タイム。 自分一人で飲む時にも、一杯のコーヒーのために長年愛用している手回しミルで豆を挽きます。 豆を挽く力加減を手に感じると、どんな細かさに挽けているのかわかります。そしてコーヒー豆の強い香りが漂います。 私はペーパーフィルターを使いますが、ドリッパーは陶製のものです。 カップとドリッパーをお湯で温め、ミルで挽いた豆を入れ、ゆっくりと慌てずにお湯を注ぎます。 その時、待つ、という時間が必要です。 どのように湯を注ぐかは人それぞれと思いますが、待つ時間だけは変わりなく必要なものです。 大手のコーヒー店では機械を使ってコーヒーをいれています。 合理的なのかもしれませんが、わたしはそれで満足できたことは一度もありません。 やはり、人が何かを感じ考えながらしっかり手間をかけていれてくれたコーヒーが好きです。 先日、近江八幡にある知り合いの珈琲ショップ「オッタ」に豆を注文しました。 そこで焙煎されたブラジルのある農園の豆はコクがあっておいしいと思いました。 自分でいれてみるとまた味が変わるのですが、それがまたおいしいと感じました。 この豆でコーヒーをいれると、オーナーのお顔やお店の様子などが自然に思い浮かびます。 私は数件の自家焙煎のお店で豆を買って楽しんでいます。 珈琲農園で働く貧しい子供たちがきちんと学校へ通えるようになればいいな、、、 などと思いながら、珈琲をいれます。 お湯を落としながら待つ時間は、ちょうどいい祈りの時間でもあります。
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